もの忘れ|つぐ脳神経外科・頭痛クリニック|厚木市の脳神経外科|即日MRI検査|駐車場あり

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もの忘れについて

  • もの忘れとは加齢による」もの忘れ
  • 「軽いもの忘れ」(生活に支障があったとしても軽度)=「軽度認知障害(MCI)」
  • 「病気によるもの忘れ」(生活に支障がある)= 「認知症」

もの忘れについて

上記にははっきりとした境界線がないことが多く、病気によるもの忘れであっても早期発見や適切な治療を行うことによって回復するものもあります。当院では、「もの忘れ」を早く発見し、総合的な診断・治療を行います。そして特に適切な治療により回復する可能性のあるいくつかの疾患(後述)を早期発見することに注力しています。もの忘れの状態によっては自覚に乏しい方が多いため、ご家族や周りの方々でご心配になる方がいらっしゃる場合は是非お気軽にご相談ください。

もの忘れ

もの忘れとは、歳をとることで誰にでも起こることです。しかし、アミロイドβやタウ蛋白などの『ゴミが脳内に異常に蓄積される』ことによってもの忘れを生じますが、異常なゴミの蓄積により引き起こされるものが「認知症」です。

1.「加齢による」正常なもの忘れ

日常生活に支障をきたすことは少なく、ご自身で自覚されていることが多いです。また、一般的に症状は進行することが少ないとされています。遅延再生(覚えた事柄を一定時間後に思い出す)が障害されることが多いとされています。『昨晩の食事内容を思い出せない。』、『俳優の名前が思い出せない』などのエピソードが当てはまります。

2.「軽いもの忘れ」(生活に支障があったとしても軽度)=「軽度認知障害(MCI)」

①と③の中間です。日常生活への影響は少なく、ご自身で自覚されていることが多いですが同時にご家族からも指摘されることも多いです。年間5~15%程度が③「病気によるもの忘れ」=「認知症」に進行してしまうと言われています。

3.「病気によるもの忘れ(生活に支障がある)」=「認知症」

ご自身での自覚は乏しく、進行してしまうと日常生活へも支障が出てしまうことがあります。昔の出来事や身体が覚える記憶は障害されにくく、比較的最近の出来事・記憶が障害されることが多いです。「正常なもの忘れ」とは違い、体験したこと全て、体験したこと自体そのものを忘れてしまうことがあります。その他には、時間や場所の感覚が不確かになってしまいます。『食べたことそのものを覚えていない。』、『夕食の準備や買い物で失敗する。』、『よく知っている所なのになのに迷子になる』などのエピソードが当てはまります。

認知症の可能性があるもの忘れのよくある症状

  • やること(料理や生活動作等)の段取りがわからなくなる
  • 日付、時間や場所等がわからなくなる
  • 経験したことの一部ではなく、経験したもの全体のこと自体を忘れてしまう
  • いつも同じ服を着ている。夏なのにコートを着ている。寝巻のまま外出する。
  • 一人で買い物がうまくできない。同じものを幾つも買ってくる。
  • そもそも、もの忘れかどうかわからない
  • 本人にもの忘れの自覚はないが、家族や周囲から指摘される

※あくまでも、上記は目安となります。

認知症

徐々に悪化するもの忘れが続く場合は、「認知症」の可能性があります。厚生労働省の2012年度調査では、65歳以上で「認知症」の方は約462万人、「軽度認知障害(MCI)」の方は約400万人と分かっており、65歳以上の4人に1人は「認知症」または「MCI」に当てはまる高齢者にはかなり頻度の高い病気です。おそらく2025年には日本では700万人の方が「認知症」を患うと予想されています。症状としては、進行してしまうともの忘れの症状に加えて、暴言・暴力、怒りやすい、徘徊、眠れない、食行動異常(拒食/過食)、やる気がわかないなどの周辺症状が出現することもあり、日常生活にかなりの影響が出てしまいます。

「認知症」は、

  1. アルツハイマー型認知症:もの忘れや物盗られ妄想などを主な症状とする
  2. レビー小体型認知症:小人が見えるなどの幻視やパーキンソン徴候を主な症状とする
  3. 血管性認知症:脳梗塞などをきっかけとして急に発症する
  4. 前頭側頭型認知症:比較的若年発症でイライラして我慢できず、些細なことでも急に激高する。物の名前が出にくかったり、場にそぐわない言動がめだつ

などに分類されます。
「認知症」の種類によって症状や進行の仕方や程度も違い、治療方法も違います。そのため、早期発見と早期治療介入が大切ですし、自覚がないことが多いためご家族や周囲の方々の理解と協力も必要です。当院ではまずしっかりと症状やきっかけとなった出来事などを伺い、その上で「認知症」がどのようなものかを丁寧に説明し、基幹病院とも連携を取りながら一人ひとりの状況に合わせて回復への治療を一緒に行っていきます。「認知症」の方の多くは自覚症状がないため、ご家族にもなるべく同席いただくことをお勧めしております。

よくある症状

  • 昔のことはよく覚えているが、最近のことは忘れる
  • もの忘れが徐々に悪化している
  • よく道に迷うようになった
  • 財布を盗まれたと騒ぐ
  • 小人がベッドの上で遊んでいる
  • 眠っているときに大声をあげたり暴れたりする
  • 怒りっぽくなった・無気力になった
  • 幻聴がきこえる
  • 近所を徘徊するようになった
  • 過食・拒食になってきた

もの忘れを症状としてきたす治療可能な疾患(治るもの忘れ)

  1. 正常圧水頭症: 60歳以上に発症し、歩行障害・認知障害・排尿障害の三徴のうち1つ以上をもち、画像上特徴的な水頭症所見を示す。
  2. 慢性硬膜下血腫 : 比較的高齢者に多く、発症する前に軽微な頭部外傷などをきたしていることが多い。頭痛や運動麻痺をきたしていることもある。
  3. Wernicke脳症 : アルコール多飲者や偏食傾向のある方に発症しやすく、ふらつきやものが二重に見えたりすることも伴いやすい。
  4. 甲状腺機能低下症、うつ病

上記の疾患は適切に早期発見して治療すれば、もの忘れが治ることが多いため、「認知症」と判断している方の中に紛れていないか注意が必要です。そのためにも当院ではこれら「治るもの忘れ」を見逃さないよう注意しています。